エレファントカシマシ

今年のLAKESIDE STAGEのトップバッターを務めるのは、3年ぶりの「SWEET LOVE SHOWER」登場となるエレファントカシマシだ。ドラマチックなカウントダウンを経て大歓声に迎えられて登場した4人は、宮本浩次(Vo, G)の「おはようございます。じゃあよろしく。エビバデようこそ!」という挨拶から、3日間にわたるイベントの幕開けに「おはよう こんにちは」をプレゼント。宮本は野太い歌声を全方位に響かせ、朝イチのアクトにふさわしい1曲で観客を目覚めさせた。

「じゃあ、みんなに捧げます」という宮本の言葉に続いたのは、曇天の憂鬱を吹き飛ばすような「悲しみの果て」。フィールドに広がる力強いサウンドに、観客は体を揺らし、全身でエレカシサウンドを堪能する。冒頭の2曲でしっかりオーディエンスの心をつかんだ4人は、痛快な「デーデ」を軽やかに鳴らし、続けて最新シングル「Destiny」をパフォーマンス。曲間に宮本は「スペースシャワーTV 25周年おめでとうございます。とりあえずヨイショしておきました(笑)」と茶目っ気たっぷりに言いながら、「晴れそうじゃないか、今日?」と観客を喜ばせた。

中盤は観客のシンガロングを呼び起こした「今宵の月のように」、ゆったりしたアンサンブルと優しい歌詞が魅力の「ハナウタ〜遠い昔からの物語〜」、観客の笑顔を呼ぶような「俺たちの明日」といったミディアムテンポの曲を披露した4人。しかし、ラストでトドメとばかりに投下したのは攻撃性全開の「ガストロンジャー」だった。宮本は赤い照明を浴びながら激しくアジテートし、石森敏行(G)と高緑成治(B)はステージの前方で豪快に楽器をかき鳴らす。そしてメンバーは山中湖畔に強烈な爪痕を残し、颯爽とステージを去っていった。
セットリスト
01. おはよう こんにちは
02. 悲しみの果て
03. デーデ
04. Destiny
05. 今宵の月のように
06. ハナウタ〜遠い昔からの物語〜
07. 俺たちの明日
08. ガストロンジャー