ハルカトミユキ

Mt.FUJI STAGEで行われるオープニングアクト、2日目は1989年生まれのハルカ(Vo, G)とミユキ(Key, Cho)によるフォークロックユニット・ハルカトミユキ。ギター、ベース、ドラムのサポートメンバーを含め5人でステージに立つと、ポツポツと囁くように歌うスローナンバー「POOL」から静かにライブをスタートさせた。続く「ニュートンの林檎」では静謐なムードから一転、5人の熱演と刺激的な歌詞が堪能できるロックチューンを聴かせた。
ハルカが「富士山見えますね!」と言葉少なめに挨拶を済ませ、すぐさま3曲目の「マネキン」へ。ハルカのクールなボーカルのみならず、ミユキのコーラスや耳をつんざくエフェクティブなサウンドもスパイスとなって、ハルカトミユキの世界観を形作る。

MCでは、ハルカが昨年の「SWEET LOVE SHOWER」に一般客として来場し、それが自身初のフェス体験だったことを告白。その上で「こうして1年後に出られると思っていませんでした。本当にありがとうございます!」と喜びを表した。ミユキは「富士山キレイですけど、富士山ばっかり観てないで私たちも観てください。よろしくお願いします」とコメント。2人とも飾らないマイペースなしゃべり方から、その素朴な人間像が垣間見える。
ライブはその後「ドライアイス」「Vanilla」と続き、全5曲で終了した。激しさと鋭さを備えながらじっくり聴かせるそのサウンドで注目新人たる所以を見せつけて、ハルカトミユキにとって初めての「SWEET LOVE SHOWER」のステージは幕を閉じた。

セットリスト
01. POOL
02. ニュートンの林檎
03. マネキン
04. ドライアイス
05. Vanilla
01. POOL
02. ニュートンの林檎
03. マネキン
04. ドライアイス
05. Vanilla