奇妙礼太郎トラベルスイング楽団
総勢11名のビッグバンドを率いてFOREST STAGEに現われた奇妙礼太郎。彼が歌い出した瞬間にオーディエンスは歓喜のダンスを始め、場の空気はバンドが放つハッピーなオーラに支配されていく。
奇妙は1曲目「どばどばどかん」で「どかーん!」と連呼し、「よろしくねー。だいたいでいいよ」と笑った後、「二兎追うものは?」「一兎をも得ず!」「頭隠して?」「尻隠さず!」となぜかことわざのコール&レスポンスを観客と楽しむ。中盤にはテナーサックスの田中優至をフィーチャーしてムーディに松田聖子「SWEET MEMORIES」のカバーを歌唱。優しく染み入る朴訥とした奇妙の歌声に、フィールドの誰もが酔いしれたあと、「オー・シャンゼリゼ」では陽気なメンバー紹介や観客による大合唱が盛り込まれた。
最後は野外ライブにピッタリな「ビールの唄」でお祭りを締めくくった彼ら。スイングバンドの華やかな音の余韻と鮮烈なインパクトを残して、イベント3日目の折り返しを務めた。
セットリスト
01. どばどばどかん
02. タンバリア
03. 機嫌なおしておくれよ
04. 東京ブギウギ
05. SWEET MEMORIES
06. オー・シャンゼリゼ
07. ビールの唄