NICO Touches the Walls

2年ぶりの「SWEET LOVE SHOWER」出演となるNICO Touches the Wallsは、彼らの定位置とも言えるLAKESIDE STAGEに登場。ライブ直前には最新シングル「ニワカ雨ニモ負ケズ」にちなんでか、にわか雨が降り出すという偶然もあったが、雨はすぐに止み、NICOのステージは天候も味方に付ける形でスタートした。
「夏の大三角形」のイントロが高らかに流れる中メンバーがゆっくりとステージに現れ、光村龍哉(Vo, G)の「山中湖!」というシャウトをきっかけに演奏開始。「2年ぶりの『SWEET LOVE SHOWER』! 最高に盛り上げていこうと思います」という光村の宣言を裏付けるように、4人は序盤から圧倒的なプレイを見せつけ、清涼感のあるサウンドをフィールドに届けた。

その後は古村大介(G)のブルージーなギターと光村のシャウトが炸裂する「THE BUNGY」、光村、古村、坂倉心悟(B)の3人がスリリングなセッションを展開する「チェインリアクション」など開放的なロックチューンの連投で、熱気はぐんぐん高まっていく。
さらに光村は、「さっき本番前にちらり雨降ってませんでした? そんなときにぴったりな新曲があるんです」と紹介すると「まだまだ踊り狂ってもらえますか?」と最新のパーティチューン「ニワカ雨ニモ負ケズ」をプレゼント。さらに破壊力抜群の「Broken Youth」を息継ぐ間もなく畳み掛け、クライマックスへと突き進んでいく。

ラストナンバーは、問答無用で観客のハンドクラップ&シンガロングを生み出すライブアンセム「手をたたけ」。ここでも一瞬雨が会場に降り注ぐが、そんなことはおかまいなしにメンバーも観客も大盛り上がり。4人は貫禄とフレッシュさを兼ね備えたステージで2年ぶりの「SWEET LOVE SHOWER」を堂々と締めくくり、「また来年!」と再会を力強く約束した。
セットリスト
01. 夏の大三角形
02. THE BUNGY
03. チェインリアクション
04. ニワカ雨ニモ負ケズ
05. Broken Youth
06. 手をたたけ
01. 夏の大三角形
02. THE BUNGY
03. チェインリアクション
04. ニワカ雨ニモ負ケズ
05. Broken Youth
06. 手をたたけ