斉藤和義
斉藤和義が「SWEET LOVE SHOWER」に出演するのはこれが初めて。ハットを被り、黒いジャンパーにタイトな黒ボトムというクールな出で立ちでLAKESIDE STAGEに現れた"せっちゃん"こと斉藤は、手始めに「やさしくなりたい」を観客に届けた。あの印象的なギターのイントロが響くと同時に観衆は大きな歓声を上げ、次の「月光」でも斉藤らしい硬派なロックを全身で堪能する。
男性も女性も観惚れるような曲中の雰囲気とは反対に、話し始めると「イエーイ。こんにちはー」とゆるいテンションを見せ、「ラブシャワーって、エロいですね」とエロトークも忘れずに挟み込むのがせっちゃん流。音楽好きのオーディエンスにそんな二面性を愛されている彼は、続けて「I Love Me」「Hello! Everybody!」と正統派ロックンロールナンバーをシンプルに聴かせた。
後半は、この日同じLAKESIDE STAGEに出演したThe Birthdayのフジイケンジ(G)を含む4人のバンドメンバーを紹介した上で、代表曲のひとつ「ずっと好きだった」を演奏。人気ナンバーの応酬で喜ぶ来場者へ、斉藤は最後に「歩いて帰ろう」を贈って初SLSのステージを完遂した。
セットリスト
01. やさしくなりたい
02. 月光
03. I Love Me
04. Hello! Everybody!
05. ずっと好きだった
06. 歩いて帰ろう