andymori

暴走ジェットコースター! andymoriが10曲を連射

1曲目「Weapons of Mass Destruction」から始まったandymoriのライブ。小山田壮平(Vo,G)が歌うメランコリックな旋律が、藤原寛(B)と後藤大樹(Dr)の作り出す安定したリズムに乗って湖畔に広がっていく。

しかし、牧歌的な雰囲気が漂ったのも束の間のこと。続く「ベンガルトラとウィスキー」でいきなりエンジンは全開! 矢継ぎ早に繰り出される刺激的な音と、シャウトに近いボーカルに、オーディエンスは我を忘れて踊り狂う。そこからさらに「everything is my guitar」を筆頭に、andymori節炸裂のナンバーが連射され、フィールドの狂騒に拍車がかかった。

5曲を演奏したところでひと息つき、観客をクールダウンさせるように「富士山が出てきた! 富士山の下でひとつの生命体になろう!」と呼びかけた小山田。それに続いたのは、優しいメロディと穏やかなリズムが涙腺を刺激する「1984」。オーディエンスは熱い眼差しをステージに向け、ノスタルジックな楽曲を全身で受け止めた。

しかし、しっとりしたムードのまま彼らのライブが終わるはずがない。落ち着いたムードを払しょくするようにパフォーマンスした「FOLLOW ME」を皮切りに、BPMの速いナンバーを次々と投下。3人が汗だくになりながら紡ぐ暴走気味のアンサンブルが、フィールドを埋め尽くすオーディエンスの顔に笑顔を広げる。そしてラストの「すごい速さ」までその勢いは止まることなく、andymoriにとって2回目となる「SWEET LOVE SHOWER」のライブは痛快な余韻を残して終幕した。


セットリスト
M-1. Weapons of Mass Destruction
M-2. ベンガルトラとウィスキー
M-3. everything is my guitar
M-4. モンゴロイドブルース
M-5. クレイジークレーマー
M-6. 1984
M-7. FOLLOW ME
M-8. CITY LIGHTS
M-9. SAWASDEECLAP YOUR HANDS
M-10. すごい速さ

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