SISTER JET

笑いあり涙あり! SISTER JETの情熱パフォーマンス

昨年はWATER FRONT STAGEでアコースティックライブを披露したSISTER JETが、今年はMt.FUJI STAGEに登場。メンバー3人によるサウンドチェック中、流れでなぜかオリジナルソング「山中湖のテーマ」を作り、開演前からオーディエンスをガッツリと盛り上げる。

仕切り直して改めて登場した3人が鳴らし始めたイントロは「さよならポケット」。ワタルS(Vo,G)の甘くさわやかなボーカルが湖畔に軽やかに響き渡り、間奏ではケンスケアオキ(Dr)がダイナミックなタムの連打で華を添える。続く「キャラメルフレーバー」では、ワタルのキラキラとしたギターの音色とショウサカベ(B)の丁寧なベースラインが美しい調和を生み出す。オーディエンスは彼らのサウンドとロマンチックな歌詞の世界にうっとりと酔いしれていた。

途中ではワタルがスペシャのレギュラー番組「爆裂!!エレキングダム」でおなじみのネタを持ちこみ、番組視聴者を笑わせる一幕も。そしてちょうど雲に隠れた富士山を見上げ「雲をふっ飛ばすくらいクレイジーにパーティしようぜ、恋してクレイジー!」とワタルが叫んで始まったのは「恋してクレイジー」。ポップなダンスナンバーに、フィールド中の観客が自然と体を揺らし始める。さらに立て続けに「LaLa Dance」を放ち、会場の熱気はますます上昇。メンバーに煽られるまま、オーディエンスは笑顔で手拍子を繰り返した。

「2010年の夏はSISTER JETが終わらせません!」とワタルが力強く宣言し、パワフルなロックチューン「MR.LONELY」が始まる。ショウが鳴らす躍動感あふれるベースとワタルの柔らかくも力強い歌声、ケンスケの豪快なドラミングは、オーディエンスのテンションをピークに持って行く。間奏でワタルは声を詰まらせ「みんな本当にありがとう、今日のことは絶対忘れないから」と語りかけた。ラストナンバーは新曲「涙あふれても」。メンバー3人がそれぞれの思いを込めるように丁寧なコーラスを聴かせ、感動的なラストシーンを作り上げた。


セットリスト
M-1. さよならポケット
M-2. キャラメルフレーバー
M-3. 恋してクレイジー
M-4. LaLa Dance
M-5. MR.LONELY
M-6. 涙あふれても(仮タイトル)

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