黒猫チェルシー

黒猫チェルシー、灼熱の森をロックに染める

灼熱のFOREST STAGEに黒猫チェルシーの4人が登場。強い日射しが照りつける中、ギターのハウリングノイズが鳴り響き、渡辺大知(Vo)の「富士山イエー!」という人を喰ったようなシャウトから、1曲目「正義感ある殺しは許される」が始まった。

そのままアッパーな楽曲を立て続けに投下したかと思うと一転、サイケデリックなミディアムチューン「女にロック」でバンドは会場をディープな空気に染める。「黒い奴ら」のタイトなビートがオーディエンスを撃ち抜き、「ベリーゲリーギャング」の絡みつくようなアンサンブルにフィールドは手拍子で応える。 ここまで一気に6曲を演奏し終え、メンバーは初めて一息ついて水を飲む。

澤竜次(G)はステージに使われているトラックを指して「このトラック、神戸ナンバーですよ。僕ら神戸出身なんです」と短くコメント。そのままライブは早くも終盤へ向かい、最後は「嘘とドイツ兵」で締め。約25分の熱気あふれるステージを生き急ぐように駆け抜けた。


セットリスト
M-1. 正義感ある殺しは許される
M-2. ユメミルクソブクロ
M-3. 廃人のロックンロール
M-4. 地下室のテレビジョン中継
M-5. 女にロック
M-6. 黒い奴ら
M-7. ベリーゲリーギャング
M-8. オンボロな紙のはさみ
M-9. 嘘とドイツ兵

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