THE BAWDIES
夕方、Mt.FUJI STAGEを揺らしたのは「SWEET LOVE SHOWER」に6年連続出場中のTHE BAWDIES。ROY(Vo, B)は「皆さん、心のハッピは着込んでおりますか!?」といきなり問いかけて、MARCY(Dr)のカウントから「KEEP ON ROCKIN'」で"お祭り"を始める。さらにライブ定番曲「IT'S TOO LATE」へなだれ込むとTAXMAN(G, Vo)やJIM(G)がアグレッシブな動きで観客を煽り、常連の貫禄を見せつける。
今回のステージでは、今年発売されたシングル曲「NICE AND SLOW」やミディアムテンポの「LEMONADE」、そして未発表の新曲もプレイ。多彩なセットリストのみならず、「まだまだ夏は終わりませんよね!? お夏の足元にしがみついてやろうじゃないですか!!」「まだお父さん、お母さんにも聴かせたことのない新曲をやらせてもらってもよろしいでしょうか?」といったTHE BAWDIES名物=ROYのハイテンションMCでも観る者を楽しませてくれた。
童話「マッチ売りの少女」をもじったコントのようなかけ合いからの「HOT DOG」、そして「JUST BE COOL」で会場の盛り上がりはピークに。ギターの背弾きも炸裂する白熱っぷりで持てる力のすべてを発揮した4人は、充実した表情でステージを去っていった。